「種子島」は、九州本土最南端の佐多岬から南東方向約43㎞離れた南北に細長い島で、標高は最高でも282.4mと平坦、お隣の屋久島とは対照的な地形です。
島の人口は約33,000人。種子島は1市2町の行政区に分かれており、北から「西之表市」「中種子町」「南種子町」となっており、西之表市が物流・経済・行政の中心地で、約16,000人が居住しています。
気候は、年間平均気温19℃。温暖な南の島のイメージがありますが、冬場は季節風(偏西風)が吹き荒れ、寒い日が続きます。農業、漁業といった第一次産業が盛んで、サトウキビやさつまいもの栽培が多く、黒糖や安納芋を利用した菓子や焼酎、トビウオやきびなごなど海産物の加工品が製造されています。
ロケット発射場のある種子島。世界一美しいロケット発射場として有名です。
種子島は鉄砲伝来地として有名です。鉄砲伝来(てっぽうでんらい)とは、16世紀にヨーロッパから東アジアへ火縄銃(鉄砲、鐵炮)が伝わったこと、狭義には日本の種子島(当時大隅国)に伝来した事件を指しています。現物の火縄銃のほか、製造技術や射撃法なども伝わりました。また、国産火縄銃の製作にも成功するなど伝えられています。
様々なマリンスポーツやレジャーが盛んで、種子島の地形が入り組んでいることから、風の向きやうねりの向きに合わせていろいろなポイントでサーフィンを楽しむことができます。一年を通して質の高い波でのサーフィンが可能なのでいつ行っても充分にサーフィンを楽しむことができます。西と東の波を体感できるためサーフィンの聖地と呼ばれています。近年ではJPSAプロサーフィンツアーなども開催されています。
種子島の観光スポットを紹介します。
ロケット基地と鉄砲伝来で知られる鹿児島県種子島が今、アニメの「聖地」として注目されています。
種子島を舞台にしたゲーム・アニメ作品の中でも、「秒速5センチメートル(新海誠監督)」「Robotics; Notes(野村和也監督)」の2作品で2年連続日本アニメツーリズム協会の「訪れてみたい日本のアニメ聖地88選」に選ばれました。
飛行機で
電車・船で
飛行機で
電車・船で
飛行機で
電車・船で