「種子島」は、九州本土最南端の佐多岬から南東方向約43㎞離れた南北に細長い島で、標高は最高でも282.4mと平坦、お隣の屋久島とは対照的な地形です。 島の人口は約33,000人。種子島は1市2町の行政区に分かれており、北から「西之表市」「中種子町」「南種子町」となっており、西之表市が物流・経済・行政の中心地で、約16,000人が居住しています。
ロケット発射場のある種子島。世界一美しいロケット発射場として有名です。
「種子島」は、九州本土最南端の佐多岬から南東方向約43㎞離れた南北に細長い島で、標高は最高でも282.4mと平坦、お隣の屋久島とは対照的な地形です。 島の人口は約33,000人。種子島は1市2町の行政区に分かれており、北から「西之表市」「中種子町」「南種子町」となっており、西之表市が物流・経済・行政の中心地で、約16,000人が居住しています。
年間平均気温19℃。亜熱帯気候で一年中、温暖な南の島のイメージがありますが、冬場は季節風(偏西風)が吹き荒れ、寒い日が続きます。昔は「台風銀座」と呼ばれた種子島。現在、台風の襲来は少なくなりましたが、初めて体験する人は驚くでしょう。
種子島の北部に位置する西之表市 は、南北の長さは25.2キロメートル、東西の幅は8.2キロメートルで、周囲は63 キロメートル、東・西・北は海に面し、南は中種子町と接しています。 面積は205.66平方キロメートルで、種子島の総面積の約45%を占めています。 西之表市の西方12キロメートルの海上に浮かぶ馬毛島は、面積8.17 平方キロメートル、最高地点で71.7メートルの極めて低平で、周辺は豊かな漁場となっています。
中種子町は、鹿児島県大隅半島南端から約40キロメートル南に位置し、北は西之表市、南は南種子町に隣接、東は太平洋、西は東シナ海に面しています。東西6~9キロメートル、南北22キロメートルで、総面積は137.18平方キロメートルです。 一般に緩やかな丘陵をなし、北部は山林地帯が多く、最も高い山が標高282メートルです。中央部から南部にかけて比較的平坦で、耕地が多くなっています。
南種子町は、種子島の南端に位置し、起状の多い丘陵地帯で中央は海抜200m、中央から西部にかけては、最も年代の古い古代第三紀層で河川が多く、流域の沖積層には水田が広がっています。日本の科学技術の粋を集めた種子島宇宙センターがあることで、歴史と未来が共存する町です。